
MINI ONE F55 ヘッドライトリペア作業です。ヘッドライトレンズに入ったクラックをリペア修理。ハードコート層の劣化を研磨で除去し、透明感あるレンズに復元しました。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(F55) LCI ワン(ONE) |
| 初年度登録 | 2021年 |
| 都道府県 | 京都府 |
ヘッドライトレンズのクラックをリペア修理
京都府からご来店いただいた F55 ONE(2021年式)。
今回はヘッドライトレンズ表面に発生したクラック(ひび割れ)をリペア修理いたしました。

ヘッドライトレンズに細かなクラックが入ると、照度へ大きな影響はなくても 見た目の劣化が非常に目立ちます。
洗車しても取れないこの症状は、レンズ表面の「ハードコート層」にダメージが入っていることが原因です。


ハードコート層は非常に硬く、市販ケミカル剤では除去不可能。
そのため、ライコウでは劣化部分を根本から除去し、段階的に研磨して透明度を復元する ヘッドライトレンズリペア施工 を実施しています。
(※本施工の技術内容は、ライコウで多数行っているヘッドライトリペアの作業方式に基づいています)
施工内容:段階的な研磨でクリアなレンズに再生
今回のF55では、レンズ表面のクラックを取り除くため以下の工程を踏んで作業を行いました。
● 1. ハードコート層の除去
粗めの耐水ペーパーを用い、クラックが入った劣化層をしっかり削り落とします。
この段階で劣化部分を確実に除去しないと、仕上げでクラックが残るため非常に重要な工程です。

● 2. 研磨番手を徐々に上げて平滑化
ハードコート層を除去した後、サンドペーパーの番手を細かくしながらレンズ表面を均一に整えていきます。
凹凸がなくなることで、最終仕上げの透明感が大きく変わります。


● 3. コンパウンドで鏡面仕上げ
最後にコンパウンドを使用し、レンズを丁寧に磨き上げます。
ライコウではヘッドライトスチーマーは使用せず、 コンパウンドによる精密研磨でクリアな透明感を再生 する手法です。


● 4. 点灯チェック
研磨後は点灯状態を確認し、光の乱れがないかを最終チェック。
夜間の視認性もしっかり確保できる状態に仕上げます。




施工後は、レンズ表面にあったクラックや模様が一掃され、新車時のようなクリアで美しいヘッドライトへと復活 しました。




さらに、今後の紫外線劣化を抑制するためには プロテクションフィルム施工の併用がおすすめ です。
実際のリペア施工事例は下記にも多数掲載しています。
👉 ヘッドライトレンズリペア施工一覧
https://raikopower.com/category/blog/maintenance/headlight_repair/
今回の作業ポイント
- レンズ表面のクラックやひび割れは ハードコート層が原因
- 強固なハードコートのため 市販ケミカルでの除去は不可能
- 段階研磨+鏡面仕上げで 透明感を復元
- ヘッドライト交換より 低コストで美観改善が可能
- 施工後は プロテクションフィルム で再発防止が有効
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