MINI F56 リングライト 変色をヘッドライト交換せずリペア修理

MINI F56 リングライト 変色をヘッドライト交換せずリペア修理。焼損したアクリルを再生し純正LED交換+輝度調整で再発防止。

ミニ ハッチバック(F56) LCI クーパー(COOPER)
ミニ ハッチバック(F56) LCI クーパー(COOPER)

車両情報

車種ミニ ハッチバック(F56) LCI クーパー(COOPER)
初年度登録2018年
都道府県滋賀県

MINI ハッチバック(F56)リングライト変色をヘッドライト交換せずリペア修理

滋賀県内からご来店いただきました。
運転席側ヘッドライトのリングライトが茶色く変色しており、点灯時に白さや明るさが失われている状態でした。

MINI ハッチバック F56 リングライト 変色
MINI ハッチバック F56 リングライト 変色

この症状は、デイライト用LEDの発熱により、導光用アクリルが焼損・変色してしまうことが原因です。
F56をはじめとするBMW/MINI車両では比較的多く見られる不具合で、放置すると見た目だけでなく発光ムラや輝度低下が進行します。

デイライト用LEDの発熱により、導光用アクリルが焼損・変色してしまうことが原因

ヘッドライト交換不要の「アクリルリペア修理」

一般的な修理方法では、ヘッドライトASSY交換を提案されるケースがほとんどですが、ライコウでは以下の方法で対応しています。

ヘッドライト交換不要の「アクリルリペア修理」
ヘッドライト交換不要の「アクリルリペア修理」
  • ヘッドライトを取り外し
  • 焼損して茶色くなったアクリル導光部のみを削り落とし
  • 専用工具で導光面を平滑かつ光沢のある状態に再生
  • デイライト用LEDモジュールを純正新品へ交換

この工程により、白く明るいリングライトの発光を回復させることが可能です。
ヘッドライト全交換と比べて、コスト・作業時間の両面で負担を抑えられる修理方法です。

白く明るいリングライトの発光を回復させる
白く明るいリングライトの発光を回復させる

なお、アクリルの溶解が重度の場合は削り量が増え、LEDとの距離が広がるため、輝度の回復に限界が出るケースもあります。
そのため、早期発見・早期修理が非常に重要となります。

再発リスクを抑えるためのコーディング施工

今回は修理に加えて、デイライト発光輝度の変更コーディングも同時に施工しました。

  • 標準仕様:デイライト輝度 100%
  • 施工後:デイライト輝度 70%
デイライト発光輝度の変更コーディング

輝度を適度に下げることで、LEDの発熱を抑制し、アクリル導光部へのダメージ軽減が期待できます。
見た目の白さや視認性を保ちつつ、再発防止を意識した設定です。

同様の症状でお悩みの方へ

F56だけでなく、MINIやBMWの多くの車種で、リングライトやデイライトの変色・暗さ・黄ばみは発生しています。
「ヘッドライト交換しかない」と言われた場合でも、状態次第ではリペア修理が可能です。

過去の施工例は
ヘッドライト修理(デイライト/アクリルリペア)施工事例一覧
からご覧いただけます。