LEDヘッドライトが点灯不良を起こして警告メッセージがでているおクルマ。
一般的にはヘッドライト本体不良で交換が考えられますが、そうでは無いケースがあります。
ヘッドライトの現状を目視チェックと診断機のエラーチェックから不具合の原因を突き止めて修理します。
今回はコーディング施工での対応が可能でした。
短時間で原因究明からの修理作業を行ない、低価格での修理が実現できました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works ) |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 愛知県 |
作業内容
LEDヘッドライト点灯異常の修理作業
LEDヘッドライトがすべて点灯せず警告メッセージ
LEDヘッドライトのロービームやハイビームがすべて点灯せず、一部だけ点灯している状態でのご入庫です。
車両には【左ハイビーム異常】【右ハイビーム異常】【左ロービーム異常】【右ロービーム異常】の警告メッセージが表示されています。
メーターパネルにも同様の警告メッセージが表示され、その都度警告音が鳴りとてもウザいです。
この状態だとまずはLEDヘッドライト本体の不具合が考えられます。
ただ、ヘッドライト点灯状態だけで不具合の原因を特定するのは浅はかな考えです。
MINI専用診断機のISTAによるエラーチェックおよび、ヘッドライト内部の目視チェックを行ない、不具合の原因を調べていきます。
ミニ ハッチバック ( F56 )のLEDヘッドライトをチェック
LEDヘッドライト内部を目視確認してみると車両とは適合しないLEDヘッドライトが取り付けられていました。
診断機のエラー内容と目視チェックによって導き出した不具合の原因は、適合しないLEDヘッドライトが取り付けられていて点灯不良を起こしていると結論付けました。
前期モデルのヘッドライトは、見た目は同じでも数種類存在します。
そのためLEDヘッドライト内部の目視確認をして、車両との適合可否を調べていました。
この故障トラブルの場合、ディーラー修理ではヘッドライト交換になってしまいます。
そうしますと部品代だけで40万円オーバーの高額な費用が発生してしまいます(;'∀')
今回の症状ですと、ミニ専門店のライコウではLEDヘッドライトの交換は行なわず、コーディングで調整する修理を行ないます。
というのもLEDヘッドライト本体は故障しておらず、車両と適合していないだけなのです。
サクッとコーディングして、LEDヘッドライトの点灯不良トラブルから解放されます。
車両から点灯異常の警告メッセージが消えました。
もちろん診断機にもエラーは記録されていません。
ライトを点灯させて動作チェックしても全く問題なくLEDヘッドライトが安定点灯するようになりました。
過去に同様のエラーが出て、ディーラー修理でヘッドライト交換をされたお客様もいらっしゃいましたが、ライコウではコーディング調整で対応できヘッドライト点灯を復活させることができますよ~。
不具合の状況を目視チェックして
診断機によるエラーチェックを行ない
培った経験値からLEDヘッドライト内部のチェックを行ない
不具合の原因を突き止め
的確な作業でトラブル解決
ミニ専門店のライコウだからこそ成し得られた
無駄なコストを出さず
1時間弱という短時間作業
でのLEDヘッドライト点灯異常の修理作業でした。