ミニ 5ドア(F55)LCI クーパーS コーディング6項目施工|ACC STOP&GOと制限速度情報表示を追加|神奈川県

ミニ 5ドア(F55)LCI クーパーSにお乗りのお客様から、F55 コーディングによる機能追加と快適化のご依頼をいただきました。純正のアクティブクルーズコントロールに渋滞追従機能(ACC STOP&GO)を追加したい、制限速度情報表示(SLI)を使いたいというご希望に加え、アイドリングストップやドアミラーの動作など日常の使い勝手に関わる設定変更もあわせてご依頼いただき、神奈川県内からライコウ横浜店へご来店いただきました。

ミニ 5ドア(F55)LCI クーパーS
ミニ 5ドア(F55)LCI クーパーS
車種ミニ 5ドア(F55)LCI クーパーS
年式(初年度登録)2020年
来店エリア神奈川県

F55 コーディング6項目施工

今回施工したのは6項目です。コーディングは車両コンピュータのプログラムそのものを書き換えるのではなく、車両にあらかじめ用意されている設定領域の値を変更する施工です。そのため、車両側に機能が備わっているものは有効化し、動作の仕方が決められているものはお好みに合わせて変更できます。1項目ずつ内容をご紹介します。

ACC STOP&GO機能追加

ミニ 5ドア(F55)に装着されている純正のアクティブクルーズコントロールは、標準の状態では走行速度が時速30km/hを下回ると自動的にキャンセルされ、そこから先はブレーキとアクセルの操作をドライバーが行なう必要があります。渋滞や低速走行が続く場面ではこの解除が煩わしく感じられるところです。今回はアクティブクルーズコントロール装着車であることを確認したうえで、コーディングでSTOP&GOを有効化しました。時速30km/h以下でもアクティブクルーズコントロールが動作し続け、時速0km/hの完全停止まで前車追従が継続します。前車に続いて減速し、信号待ちなどではそのまま停止した状態を保持します。停止状態から動き出すときは【RES】ボタンを押すことで前車追従が再開します。完全停止中はブレーキライトが点灯しているため、後続車にもブレーキをかけていることが伝わります。

制限速度情報表示(SLI)機能追加

制限速度情報表示(SLI)機能追加
制限速度情報表示(SLI)機能追加
制限速度情報表示(SLI)機能追加

制限速度情報表示(SLI)は、フロントカメラが読み取った道路標識の情報とナビゲーションの地図情報をもとに、その道路の制限速度をメーター内に表示する機能です。ヘッドアップディスプレイ装着車ではHUD内にも表示されます。制限速度に加えて追い越し禁止の表示も出るため、標識を見落としたまま走ってしまうことを防ぎやすくなります。この機能のプログラムは車両側にあらかじめ入っていますが封印された状態になっており、フロントカメラ装着車であればコーディングで呼び起こすことができます。なお2020年6月製造までのミニは認証コードが標準でインストールされていますが、2020年7月製造以降のミニでは取り除かれているため、その場合はBMW AGから認証コードを調達して車両へインポートする作業が必要になります。

ゴング音変更(BMW仕様)

エンジン始動時や後退時に鳴るゴング音の音色をBMW仕様へ変更しました。ミニの標準の音色から切り替わるだけで、鳴るタイミングや条件はこれまでと変わりません。

後退時の助手席ミラー下降角度変更(浅く)

後退時の助手席ミラー下降角度変更(浅く)

後退時にリバースギアを選択すると助手席側のドアミラーが下向きに動く機能が備わっていますが、標準の設定では下がり過ぎてかえって見づらいという声をよくお聞きします。この下降角度はコーディングで1度単位の設定が可能で、今回は標準より浅めの角度に変更しました。後退時に確認したい範囲がミラーに入るようになり、後方確認がしやすくなります。深めに設定することもできるため、ご希望の見え方に合わせて調整できる項目です。

アイドリングストップOFF状態のデフォルト化

アイドリングストップOFF状態のデフォルト化

標準ではエンジンを始動するたびにアイドリングストップ機能が有効な状態になり、切りたい場合は毎回スイッチを操作する必要があります。コーディングでこの初期状態を反転させ、エンジン始動時にアイドリングストップ機能がOFFの状態になるように設定しました。乗り込むたびにスイッチを押す手間がなくなります。

グリーンモード時アイドリングストップONの解除

グリーンモード時アイドリングストップONの解除

ミニの標準仕様では、ドライビングモードをグリーンに切り替えるとアイドリングストップ機能が強制的にONへ切り替わります。せっかくアイドリングストップをOFFにしていても、グリーンモードを選んだ時点で勝手にONへ戻ってしまう動きです。この強制ONをコーディングで解除し、グリーンモードに切り替えても直前のアイドリングストップの状態を維持できるようにしました。前項のOFFデフォルト化とあわせて施工することで、燃費を意識したグリーンモードを選びながら、アイドリングストップのON/OFFはご自身の好みのまま使えるようになります。

コーディングを行なうECUによっては、トリップメーターの値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリがリセットされる場合があります。また、ディーラーでのプログラミング作業や点検によって設定が初期化されることがあり、その場合は再施工で対応いたします。施工後は実際に動作を確認したうえでお返ししています。

まとめ

  • アクティブクルーズコントロール装着車へACC STOP&GOを追加し、時速0km/hの完全停止まで前車追従が継続するようになりました
  • フロントカメラ装着車向けの制限速度情報表示(SLI)を有効化し、制限速度と追い越し禁止をメーター内に表示できるようにしました
  • ゴング音をBMW仕様へ変更しました
  • 後退時の助手席ミラー下降角度を標準より浅めに設定し、後方確認をしやすくしました
  • エンジン始動時のアイドリングストップをOFFの状態に変更しました
  • グリーンモード時にアイドリングストップが強制ONになる動きを解除し、直前の状態を維持できるようにしました

ミニ 5ドア クーパーSのように、車両に備わっているのに使えていない機能や、毎回の操作が手間になっている動作は、コーディングで実用的な仕様に変えられます。ライコウでは横浜店・彦根店ともにコーディング施工を承っておりますので、気になる項目がありましたらお気軽にご相談ください。