
茨城県よりBMW 2シリーズ アクティブツアラー(F45)218iのお客様にご来店いただきました。今回はメーターパネルに表示された「車両動き出し注意」の警告を解消するため、F45 ギアセレクタースイッチボックスの修理を行ない、あわせてコーディング4項目を施工しました。


| 車種 | BMW 2シリーズ アクティブツアラー(F45)218i |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2015年 |
| 来店エリア | 茨城県 |
F45 ギアセレクタースイッチボックス修理

ご来店時、メーターパネルやディスプレイに「車両動き出し注意」の警告が表示されている状態でした。

アクティブツアラーやグランツアラーの前期モデルでは定番の故障で、シフトレバー本体の内部にある小さなバネが金属疲労で折れ曲がり、シフトポジションの誤認識を起こすことが原因です。



修理にあたっては、まずISTAで故障コードを読み出してシフトレバー側に異常が出ていることをデータで確認した上で、シフトレバーを分解し、内部の小さなバネを新品に交換しました。アッセンブリーごと交換するのではなく、原因部品のバネ単体を交換することで作業時間と費用を抑えています。

部品交換後はシフト操作を繰り返し、P・R・N・Dの各ポジションが正しく認識されることを確認しました。「車両動き出し注意」の警告も消灯し、正常に動作する状態に戻りました。
F45 コーディング4項目施工
ギアセレクタースイッチの修理にあわせて、日常の使い勝手を高めるコーディングを4項目施工しました。コーディングはBMW専用ツールE-Sysを使用し、設定値の書き換え後に動作確認まで行なっています。
メーター内デジタルスピード表示追加

アナログスピードメーターの中央にデジタル数値で速度を表示する設定です。アナログ針と数値の両方が同時に見えるため、現在の速度を一目で把握しやすくなります。長距離走行や速度の正確な把握が必要な場面で便利な機能です。
アイドリングストップOFF状態のデフォルト化

純正状態ではエンジン始動時にアイドリングストップ機能が常にONになっており、毎回ボタンを押してOFFにする必要があります。この設定を書き換えることで、エンジン始動時から常にOFFの状態を維持できるようになります。アイドリングストップを使わない方にとって、毎回の操作の手間がなくなる項目です。
エコプロモード時アイドリングストップONの解除
純正仕様では、走行モードをECOPROにすると燃費優先のためアイドリングストップが強制的にONになります。この強制ONを解除することで、ECOPROモードを選んでもアイドリングストップは前述のデフォルトOFFを維持できるようになり、モード切り替えのたびに設定が変わる煩わしさを解消します。
走行モードの前回記憶(SPORT/COMFORT/ECOPRO)

純正仕様ではエンジンを再始動するたびに走行モードがCOMFORTに戻ってしまいます。前回記憶を有効化することで、エンジンを切る前に選んでいたモード(SPORT・COMFORT・ECOPROのいずれか)を次回始動時にも引き継ぐようになり、毎回モードを切り替え直す手間がなくなります。
全項目の書き換え後は、メーター表示・アイドリングストップ動作・走行モード切替の挙動を実車で確認し、想定どおりに動作することを確認してから納車しています。
まとめ
- 「車両動き出し注意」の警告は、シフトレバー内部の小さなバネ交換で修理しました
- メーター内にデジタルスピード表示を追加し、速度の数値確認がしやすくなりました
- アイドリングストップは始動時からOFF状態がデフォルトになるように設定変更しました
- ECOPROモード時の強制アイドリングストップONを解除しました
- 走行モード(SPORT/COMFORT/ECOPRO)は前回選択したモードを記憶するようになりました
BMW 2シリーズ アクティブツアラーのギアセレクタースイッチ修理やコーディングによる使い勝手の向上は、ライコウにお任せください。前期モデル定番の「車両動き出し注意」警告も、原因部品のピンポイント交換で対応しています。
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