ミニ クラブマン(F54)クーパーS デイライトリペア|導光面の焼損を削り落とし純正LEDモジュール交換で白い発光へ復活|愛知県

愛知県から初めてご来店いただいたミニ クラブマン(F54)クーパーSに、F54 デイライトリペアを行ないました。「右前(運転席側)のデイライトの明るさが薄くなってきたのですが、修理できますか。費用はどのくらいかかりますか」とお問い合わせをいただいたのがきっかけです。実際に点灯させて確認すると、運転席側のリングライトだけが茶色く濁った色で、暗く発光している状態でした。

ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
車種ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
年式(初年度登録)2019年
来店エリア愛知県

ミニ クラブマン(F54)運転席側デイライトリペアで焼損した導光面を削り落とし

運転席側のリングライトが茶色く暗く発光してしまっている状態

今回の車両は、運転席側のリングライトが茶色く暗く発光してしまっている状態でした。F54のLEDヘッドライトは、ライト内部でリング状に発光するデイライト(リングライト)が特徴で、このリングを光らせているのは内部に組み込まれたLEDモジュールと、その光を円周状に導く導光アクリル(導光体)の組み合わせです。

デイライトの導光面がLEDの発熱によって焼損してしまった

茶色い発光や明るさ低下の原因は、デイライトの導光面がLEDの発熱によって焼損してしまったことにあります。デイライトは日中も点灯し続けるためLEDの発熱量が大きく、年月を重ねるうちにLEDチップが当たっている部分の導光アクリルが焼けて変色していきます。透明度を失ったアクリルは光をうまく導けなくなるため、輝度が落ちたり、部分的に光らなくなったり、今回のように茶色い発光になったりします。ロービーム・ハイビームそのものは点灯し続けるため見過ごされやすい症状ですが、フロントまわりの印象を大きく左右する部分です。

焼損部分を削り落とすリペア修理

この症状は、一般的にはヘッドライトASSY(ユニット)を丸ごと交換する内容として案内されることが多く、ディーラーでもユニット交換と説明されるケースがあります。ライコウでは、その焼損部分を削り落とすリペア修理で発光を取り戻す方法を選んでいます。ヘッドライトを車両から取り外して内部を確認し、焼けて変色した導光面を削り落としたうえで、サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨し、平らな面・滑らかな面・光沢のある面へと仕上げていきます。

平らな面・滑らかな面・光沢のある面へと仕上げ

導光面がきれいな状態に戻ることで、LEDの光が均一に導光面を通るようになり、発光が復活します。まだ機能しているヘッドライトユニットを廃棄せずに済み、ASSY交換に比べて費用を抑えられる点も、この修理方法の利点です。

LEDの光が均一に導光面を通り発光が復活

なお、焼けの進行度合いによっては削る量が多くなり、修理後の輝度が新品時ほどには戻らないこともあります。デイライトの色味や明るさに違和感を覚えた段階、つまりアクリルのダメージが浅いうちにご相談いただくほど、きれいな発光へ戻せる可能性が高くなります。

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助手席側デイライト導光面の予防処置も同時に実施

助手席側デイライト導光面の予防処置

助手席側は、今回の時点では発光に異常が出ていませんでした。ただし焼損の原因はデイライトLEDの発熱という構造的なものですので、ヘッドライトの造りが同じである以上、助手席側も同様に焼損する恐れがあります。そこで予防措置として、助手席側も導光面を削り落とし、LEDと導光面の隙間をあけるリペア修理を行なわせていただきました。

LEDと導光面の隙間をあけるリペア修理

左右そろえて先に手を入れておくことで、後日あらためて助手席側だけを修理するために入庫し直す手間も省けます。運転席側の症状が出た段階で反対側の状態もあわせて確認し、必要な処置をご提案するようにしています。

運転席側デイライト(リングライト)のLEDモジュールを純正新品へ交換

運転席側デイライト(リングライト)のLEDモジュールを純正新品へ交換

運転席側は導光面の焼損だけでなく、発光源となるLEDモジュールにもダメージがありましたので、純正新品へ交換させていただきました。LEDモジュール側が劣化していると、導光面をリペアしても発光の色味や明るさが戻りきらないことがあります。導光面のリペアと純正新品モジュールの組み合わせで、純正同等の発光性能を取り戻すのが狙いです。

明るく白く発光する状態へ復活

作業後はヘッドライトを車両へ組み付け、点灯チェックを行なって発光状態を確認しています。茶色く暗かった運転席側のデイライトは、明るく白く発光する状態へ復活し、助手席側と見比べても遜色のない仕上がりになりました。ミニ クラブマンのリングライトの明るさ低下でお困りの方には、導光面のリペアとLEDモジュール交換という選択肢があることを知っていただければと思います。

まとめ

  • ミニ クラブマン(F54)クーパーSの運転席側リングライトが茶色く暗く発光する症状を、F54 デイライトリペアで改善しました
  • 原因はデイライトLEDの発熱による導光面の焼損。焼けて変色した部分を削り落とし、段階的に研磨して仕上げています
  • ダメージのあった運転席側のLEDモジュールは純正新品へ交換し、明るく白い発光へ復活しました
  • 助手席側は現時点で異常はないものの、予防措置として導光面を削り落とし、LEDと導光面の隙間をあけています
  • ヘッドライトASSYを丸ごと交換せずに対処できるため、費用を抑えられる修理方法です
運転席側リングライトが明るく白い発光へ復活

ミニ クラブマンのデイライトの明るさ低下やリングライトの変色でお困りでしたら、ライコウにご相談ください。ヘッドライトを取り外して導光面の状態を確認し、リペアで対応できるのか、LEDモジュール交換まで必要なのかを判断したうえでご案内いたします。