
滋賀県よりミニ クラブマン(F54)LCI JCW ALL4のお客様にご来店いただき、F54 車高調の取付施工を行ないました。ご依頼いただいたのはKW Version2 comfortの車高調サスペンションキットです。乗り心地を確保したまま車高を下げたいというご希望をお伺いし、取り付け後はフェンダーで実際に車高を計測しながら前後のダウン量を揃えて設定しました。作業の内容をご紹介します。


| 車種 | ミニ クラブマン(F54)LCI JCW ALL4 |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2022年 |
| 来店エリア | 滋賀県 |
F54 車高調 KW Version2 comfort 取付・車高調整

今回取り付けたKW Version2は、減衰力の伸び側を調整できるモデルです。縮み側まで独立して調整できるVersion3に対し、Version2は伸び側の調整に絞られている分、街乗りでの扱いやすさを重視した構成になっています。さらにcomfortスペックは、車高を下げつつも普段使いの乗り心地を確保したい車両に向く仕様です。JCW ALL4のように出力もタイヤのグリップも高いモデルでは、足まわりを固めすぎると路面からの入力がそのまま伝わってしまうため、日常的に乗る一台としてはこのスペックの選び方が現実的です。


KWの車高調サスペンションキットは、フロントがストラット一体のネジ式車高調、リアはショックアブソーバーとスプリングを単体で組み合わせる構成になっています。純正の足まわりを取り外し、あらかじめ狙いの車高に近い位置までネジ部で高さを合わせた状態で組み付けていきます。
フェンダー実測で前後とも30mmダウンに設定しました


取り付け後は車両を接地させた状態でフェンダーアーチからの高さを実際に計測し、車高を追い込んでいきます。今回の実測値は次のとおりです。
- フロント:30mmダウン
- リア:30mmダウン
前後とも30mmダウンで揃えた設定です。車高は数字を落とすだけでなく、前後の落とし込み量と左右の高さが揃っているかまで確認したうえで仕上げています。前下がり・後ろ下がりのバランスが崩れると見た目の印象だけでなく走行時の姿勢にも影響が出るため、計測しながら微調整を繰り返す工程になります。

30mmダウンさせたことでタイヤとフェンダーの隙間が詰まり、クラブマンのボディがより低く引き締まって見えるようになりました。車高調サスペンションキットは装着後も高さを調整できるため、実際に走ってみたうえで「もう少し下げたい」「少し上げたい」といったご要望が出てきた場合にも後から再調整が可能です。
慣らし走行500kmほどの走行後にアライメント調整を行なう予定です
ダンパーやスプリングは、組み付けた直後から本来の状態になるわけではありません。実際に走行して荷重が繰り返しかかることで少しずつ馴染み、車高もわずかに動きます。この状態でアライメントを合わせても、馴染んだ後に数値がずれてしまいます。
そのため今回は、慣らし走行として500kmほど走っていただいた後にアライメント調整を行なう予定であることをご案内しました。アライメント調整は今回の作業には含まれておらず、後日あらためて実施する形になります。車高を変更するとトー・キャンバーといった数値が純正状態から動くため、タイヤの片減りを防ぐうえでもローダウン後の調整はセットで考えていただきたい作業です。
まとめ
- ミニ クラブマン(F54)LCI JCW ALL4にKW Version2 comfortの車高調キットを取り付けました
- EDC非装着車のため、キャンセラーを追加することなくそのまま装着できました
- フェンダー実測でフロント640→610mm、リア635→605mmと前後30mmダウンに設定しています
- Version2は減衰力の伸び側を調整できるモデルで、comfortスペックは乗り心地を確保しながら車高を下げたい車両に向いています
- 慣らし走行500kmほどの走行後に、あらためてアライメント調整を行なう予定です
ミニ クラブマンへの車高調の取り付けや、装着後の車高ダウン量の設定・アライメント調整については、ライコウ彦根店へご相談ください。滋賀県をはじめ、遠方からのご来店もお待ちしております。
![BMW&MINI 専門店 ライコウ [RAIKO]](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/06/raiko_logo1.png)
