
奈良県よりBMW M3 セダン(F80)LCIのお客様にご来店いただきました。ヘッドライトのLEDリングの変色修理とあわせて、AppleCarPlayの有効化をご依頼いただいた一台です。ご来店時にヘッドライトを点検したところ、LEDモジュール・アクリル導光体ともに焼損は見られなかったため、事前にお見積りしていたLEDモジュール交換と導光面リペアは不要と判断し、施工を見送りました。今回はF80 AppleCarPlay有効化とCarPlayのフルスクリーン表示化、そしてバックランプのLED化を行なっています。


| 車種 | BMW M3 セダン(F80)LCI |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2018年 |
| 来店エリア | 奈良県 |
バックランプをH21WのLEDバルブへ交換

まずはバックランプのLED化です。この車両のバックランプはH21Wという規格のバルブが使われており、純正の状態では電球が入っています。電球はどうしても黄色みを帯びた光になるため、ここをH21WのLEDバルブへ交換しました。
LEDバルブは電球よりも明るく白い光で発光します。バックランプは後退時に路面や後方を照らす灯火ですので、夜間や照明の少ない駐車場でバックする際の後方の見え方が変わり、視認性を高めることができます。あわせてリア周りの光の色がすっきりとした白になるため、見た目の印象も変わります。
F80 AppleCarPlay有効化とフルスクリーン表示化のコーディング施工

AppleCarPlay有効化



AppleCarPlayはBMWの純正機能で、後付けのモニターを追加するのではなく車両側で機能を有効にすることで使えるようになります。今回は専用ツールを使用して有効化を行ないました。有効化すると、iPhoneの地図アプリや音楽アプリを純正ディスプレイに表示し、そのままタッチ操作でお使いいただけるようになります。普段お使いのアプリでそのまま経路案内をさせたい、という理由でご依頼いただくことが多い施工です。なお、この車両のiStepは21-11、HMIバージョンは2111でした。
CarPlayフルスクリーン表示化

有効化しただけの標準の状態では、CarPlayの画面はディスプレイの2/3程度を使う分割表示になります。そこからコーディングで、ディスプレイ全体を使うフルスクリーン表示へ変更しました。全画面になることで地図アプリの表示領域が広がり、一度に見える範囲が増えるため、走行中の見やすさが変わります。フルスクリーン表示にできるかどうかはヘッドユニットのHMIバージョンが条件になり、要件を満たしていない車両では先にヘッドユニットのプログラミングでバージョンを上げる必要がありますが、この車両はそのままフルスクリーン表示へ変更することができました。

施工後は診断機でエラーチェックを実施し、消えないエラーが残っていないことを確認しています。コーディングや有効化の作業は車両のコントロールユニットに書き込みを行なうため、ライコウでは施工後の確認までを一連の作業として行なっています。
まとめ
- BMW M3 セダン(F80)LCIに、専用ツールを使用して純正AppleCarPlayを有効化
- コーディングでCarPlayの画面を2/3の分割表示からフルスクリーン表示へ変更
- バックランプをH21WのLEDバルブへ交換し、後退時の視認性を向上
- ヘッドライトはLEDモジュール・アクリル導光体ともに焼損が見られず、お見積りしていた交換とリペアは見送り
- 施工後は診断機でエラーチェックを行ない、消えないエラーがないことを確認
今回はご依頼をいただいていたヘッドライトの修理を、点検の結果として見送るご案内をしました。ライコウでは症状と現物を確認したうえで、必要のない作業は行なわない判断をしています。BMW M3へのAppleCarPlay有効化やバックランプのLED化をお考えの方は、ライコウまでお気軽にご相談ください。
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