BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d 助手席側デイライト修理|焼損した導光体のリペアとLEDモジュール交換・アイドリングストップ前回記憶|千葉県

千葉県からBMW 5シリーズ ツーリング(G31)523dのお客様にご来店いただきました。今回のご依頼はG31 デイライト修理で、助手席側の内側デイライトが茶色く暗く発光してしまうという症状です。運転席側のヘッドライトは2025年に新品交換済みのため、今回は助手席側の修理をご希望でのご入庫となりました。走行距離は51,500km、あわせてアイドリングストップ状態の前回記憶のコーディングも施工させていただきました。

BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
車種BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
年式(初年度登録)2018年
来店エリア千葉県

G31 助手席側デイライト修理とLEDモジュール交換を施工

助手席側デイライト修理とLEDモジュール交換

ご入庫時の状態を確認すると、助手席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く、そして暗く発光していました。

助手席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く暗く発光

ヘッドライトを車両から取り外して中身を確認してみると、3つのLEDチップの形どおりに導光体が茶色く焼損しているのが確認できました。デイライトはLEDの光をアクリル製の導光体に通して線状に発光させる構造のため、LEDのすぐ近くにあたる導光面は熱の影響を受けやすい部分です。今回はLEDと導光体が接触しており、LEDの発熱によってその導光体が溶けてしまっていたことが原因でした。

3つのLEDチップの形どおりに導光体が茶色く焼損

茶色く焼損した部分は透明度を失っているため、LEDの光がその部分で遮られてしまいます。その結果、デイライトが暗く茶色く発光しているという症状になります。デイライトの発光不良は車両側が異常として検知しないこともあり、診断機に記録が残らないケースもあるため、現物を分解して目視で状態を確認することが欠かせません。

修理は、焼損して茶色く変色した部分を削り落とし、クリアな導光面に再生するリペア作業です。サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨し、平らな面から滑らかな面へ、最終的に光沢のあるクリアな面へと仕上げていきます。この症状はヘッドライトをユニットごと交換して対応されることが多く、ディーラーでもASSY交換と案内されるケースがありますが、ライコウではユニットを交換せずリペアで対応するため、現実的な費用に抑えることができます。

焼損して茶色く変色した部分を削り落とし、クリアな導光面に再生するリペア作業

今回は焼損していた内側の導光体に加えて、外側の導光体にも予防処置をさせていただきました。外側は現時点でダメージがありませんが、同じ構造である以上、今後焼損する恐れがあるためです。予防処置は、まだ焼損していない導光面をあらかじめ削って磨き、LEDと導光面の間に隙間を設けておく作業で、熱の影響を受けにくくしておく狙いがあります。G31はヘッドライトを取り外して行なう作業のため、脱着の回数がそのまま費用に効いてきます。1回の入庫でまとめて処置しておくことで、焼損するたびに1か所ずつ修理するよりもトータルの修理コストを抑えられるため、ライコウでは予防処置を行なうことをお勧めしています。

LEDモジュールをBMW純正新品に交換

導光面をリペアしても、光っている側のLEDモジュールにダメージが残っていれば発光状態は元に戻りません。今回はLEDモジュールをBMW純正新品に交換いたしました。ヘッドライトを車両に取り付けて点灯チェックを行なうと、暗く茶色く発光していたデイライトが、明るく白く発光する状態に復活しています。

デイライトが明るく白く発光する状態に復活

運転席側は2025年に新品へ交換済みのため、左右を見比べると助手席側の色温度は少し下がった感じに見えます。これは太陽の紫外線による経年劣化で導光体に黄ばみが生じてしまうためで、LEDモジュールを新品に交換しても、黄ばみのある導光体を光が通る分、白さが若干落ちてしまうという症状です。この黄ばみはリペアでは解決できるものではないため、運転席側と同じ白さまで発光を揃えるには、ヘッドライトを新品に交換する必要があります。

左右を見比べると助手席側の色温度は少し下がった感じ

なお、焼損が進行しているほど削り落とす量が増え、LEDと導光面の距離が広がるため、修理後の輝度が新品時ほどには戻りにくくなります。デイライトの色や明るさに変化を感じた段階で早めにご相談いただくほど、良好な仕上がりが期待できます。

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アイドリングストップ状態の前回記憶コーディングを施工

アイドリングストップ状態の前回記憶コーディング

デイライト修理とあわせて、アイドリングストップ状態の前回記憶のコーディングを施工しました。エンジンを停止したときのアイドリングストップ機能の状態を記憶し、次回エンジンを始動したときに、記憶した状態で立ち上がるようになる設定です。

標準仕様ではエンジンを始動するたびにアイドリングストップ機能がONにリセットされますが、この設定を入れておけば、機能をOFFにしたままエンジンを停止した場合、次回の始動時もOFFの状態になります。乗り込むたびにボタンを押してOFFにする操作が不要になる項目です。

コーディングは車両コンピュータのプログラムそのものは変更せず、設定部分の値のみを書き換える作業です。施工するECUによっては、メーターのトリップメーターの数値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリがリセットされる場合があります。施工後は実際に動作を確認したうえでお引き渡ししています。

まとめ

  • BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523dの助手席側デイライトが、茶色く暗く発光する症状で入庫
  • ヘッドライトを取り外して確認したところ、3つのLEDチップの形どおりに導光体が焼損していた
  • LEDと導光体が接触し、LEDの発熱で導光体が溶けていたことが原因
  • 焼損部を削り落としてクリアな導光面に再生し、BMW純正新品へのLEDモジュール交換を実施
  • 外側の導光体には予防処置を行ない、今後の焼損に備えた
  • アイドリングストップ状態の前回記憶のコーディングも施工

BMW 5シリーズ ツーリング(G31)のデイライト修理はライコウにお任せください。ヘッドライトをユニットごと交換しなくても、リペアとLEDモジュール交換で明るい発光を取り戻せるケースは少なくありません。デイライトの色や明るさに違和感を覚えたら、症状が軽いうちにお気軽にご相談ください。