BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d エンジェルアイのデイライトリペア|焼損した導光面の再生とLEDモジュール交換|愛知県

BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523dのG31 エンジェルアイ リペアをご紹介します。YouTubeで当店の作業をご覧いただいたことがきっかけで、愛知県からご来店いただきました。ご相談内容は「助手席側のデイライトが変色している」というもので、運転席側にはまだ症状が出ていない状態でした。助手席側は焼損した導光面のリペアとLEDモジュール交換、運転席側は焼損を防ぐ予防措置という内容で施工しています。

BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
車種BMW 5シリーズ ツーリング(G31)523d
年式(初年度登録)2017年
来店エリア愛知県

G31 エンジェルアイ(デイライト)の発光不良をリペア修理|助手席側の導光面再生とLEDモジュール交換

助手席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く暗く発光している

入庫時の状態は、助手席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く、暗く発光しているというものでした。G30系の5シリーズ前期モデルでは、もうあるあると言ってよいほど多く発生しているトラブルです。デイライトはLEDの光をアクリル製の導光体に通して線状に光らせる構造になっており、LEDのすぐ近くにあたる導光面は熱の影響を受けやすい部分です。

デイライト発光用LEDの発熱によって導光体が焼損

そのデイライト発光用LEDの発熱によって導光体が焼損してしまい、透明度を失って光を導けなくなることが、茶色く暗い発光になる原因です。

LEDチップの形にそって導光面が茶色く焼損していることがはっきりと確認

ライコウでは症状をうかがってすぐに部品を交換するのではなく、現車の状態を目視で確認してから作業内容を決めています。今回もヘッドライトを車両から取り外して導光面の確認を行なったところ、LEDチップの形にそって導光面が茶色く焼損していることがはっきりと確認できました。原因が導光面の焼損であることを確認したうえで、リペア修理へ進んでいます。

滑らかな面に仕上げ

修理は、損傷した部分を削り落とすところからスタートします。焼損して変色した層を削り落とし、そこからサンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨し、滑らかな面に仕上げました。導光面が整うことで、LEDの光が再び導光体を通って線状に発光するようになります。

助手席側のLEDモジュールにダメージがありました

あわせて光源側の状態も確認しています。導光面をきれいに再生しても、光を出すLEDモジュール側にダメージが残っていれば発光状態は戻りません。今回は助手席側のLEDモジュールにダメージがありましたので、BMW純正新品のLEDモジュールへ交換しました。

暗く茶色かったデイライトは明るく白く発光する状態に復活

ヘッドライトを車両に取り付けて点灯チェックを行なうと、暗く茶色かったデイライトは明るく白く発光する状態に復活してくれました。

なお、この症状はヘッドライトユニットごとの交換で対応されることが多い内容ですが、ライコウではヘッドライトを分解して導光面をリペアする方法で対応しています。ただし焼損が進むほど削り落とす量が増え、LEDと導光面の距離が開いて修理後の明るさが戻りにくくなります。デイライトの変色や暗さに気づいた段階でご相談いただくことが、明るさを維持するうえで有利になります。

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運転席側デイライトには焼損を避ける予防措置を実施

運転席側デイライトには焼損を避ける予防措置

運転席側ヘッドライトのデイライトは、今回の点検時点では導光面にダメージがありませんでした。とはいえ導光面の焼損はLEDの発熱による構造的な要因で起こるため、現時点で問題のない運転席側も、今後同じように焼損してしまう恐れがあります。そこで今回は、運転席側に予防措置を行ないました。

予防措置の内容は、まだダメージの出ていない導光面をあらかじめ削り落とし、LEDと導光面のあいだに距離を設けるというものです。熱源であるLEDと導光面を離すことで、焼損トラブルを避けるのが狙いです。ダメージが浅いうちに手を入れておけば削り落とす量も最小限で済みますし、ヘッドライトを取り外して作業しているこのタイミングで併せて処置できるという利点もあります。

エンジェルアイ(デイライト)の発光不良をリペア修理

また、運転席側は現時点でLEDモジュールにダメージがありませんでしたので、交換する必要はありません。導光面の処置のみで対応しています。ただし、LEDの発熱という構造的な要因そのものが無くなるわけではないため、予防措置を行なっても再発の可能性がゼロになるわけではない点はご了承ください。

まとめ

  • 助手席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く暗く発光する症状で、愛知県からご来店いただきました
  • 原因はデイライト発光用LEDの発熱による導光体の焼損で、G30系の5シリーズ前期モデルに多く見られます
  • ヘッドライトを取り外して確認すると、LEDチップの形に沿って導光面が茶色く焼損していました
  • 焼損した部分を削り落とし、番手を上げながら研磨して滑らかな導光面に仕上げています
  • 助手席側はLEDモジュールにダメージがあったため、BMW純正新品へ交換しました
  • 運転席側はダメージがなかったため、LEDと導光面に距離を設ける予防措置のみを行なっています(LEDモジュール交換は不要)
  • 取り付け後の点灯チェックで、デイライトが明るく白く発光する状態に復活したことを確認しました
デイライトが明るく白く発光する状態に復活した

BMW 5シリーズ ツーリング 523dのデイライトの変色や暗い発光でお困りでしたら、ライコウにご相談ください。焼損した導光面のリペアとLEDモジュール交換で、白い発光を取り戻せる可能性があります。早めにご相談いただくほど削る量を抑えられますので、気になり始めた段階でのご来店をおすすめします。