
東京都から初めてご来店いただいた、BMW 5シリーズ セダン(G30)LCI 530e 2021年式のG30 530e デイライト修理をご紹介します。デイライトリペアのご依頼で、左右4つあるデイライトのうち3つがほとんど光っていない状態でした。焼損した導光体を削り落として再生し、さらにライコウ独自の「再生治療」とBMW純正新品のLEDモジュール左右交換を組み合わせることで、ヘッドライトを交換せずに白く明るい発光を取り戻しました。


| 車種 | BMW 5シリーズ セダン(G30)LCI 530e |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2021年 |
| 来店エリア | 東京都 |
G30 530e デイライト修理|導光体リペアと再生治療・LEDモジュール左右交換

4つのデイライトのうち3つがほとんど光らない状態
ご入庫時の状態を確認すると、運転席側のヘッドライトでは内側と外側のデイライトがどちらもほとんど光っていませんでした。

助手席側のヘッドライトでも内側のデイライトがほとんど光っておらず、左右合わせて4つあるデイライトのうち3つがほぼ発光していないという状態です。


ヘッドライトを車両から取り外して中身を確認してみると、デイライトの導光体が激しく焼損して溶けていることが確認できました。デイライトはLEDの光を導光体に通して発光させる構造のため、点灯中のLEDの発熱で導光面が熱の影響を受け続けます。導光体が焼損すると光をうまく導けなくなり、輝度の低下や茶色味がかった発光、ほとんど光らないといった症状につながります。
焼損した導光面を削り落としてクリアな面に再生

修理は、焼損している部分を削り落としてクリアな導光面に再生するリペアから始めました。助手席側の内側デイライトも同様に、焼損してしまった導光面を削り落としてリペア修理しています。

外側のデイライトの導光面にはダメージはありませんでしたが、今後ほかの箇所と同じように焼損する可能性が高いため、予防処置をさせていただきました。
切削量が多い運転席側には「再生治療」を実施

運転席側は内側の導光体の焼損が特に激しく、かなりの切削量となってしまいました。導光面を大きく削るとLEDと導光面の距離が広がるため、このままでは間違いなくデイライトの発光輝度は暗くなってしまいます。
そこで行なったのが、ライコウ独自の手法である「再生治療」です。再生治療とは、導光体と同じ素材の円柱を導光面に継ぎ足すことによって、LEDと導光面の距離を縮めてやる作業です。削り落とした分の距離を詰めることで、切削量が多い場合でも発光輝度の低下を抑えることができます。
左右のLEDモジュールをBMW純正新品に交換


光源側も点検したところ、左右ともLEDモジュールにダメージがありました。導光面を整えても光源にダメージが残っていれば発光は戻らないため、左右のLEDモジュールをBMW純正新品に交換しています。組み付け後に点灯を確認し、ほとんど発光していなかったデイライトが明るく白く発光するように復活しました。


デイライトの導光体リペア修理自体、行なっている業者さんは少ないと思いますが、それに加えて「再生治療」というRAIKO独自の手法で、ヘッドライトを交換しなくてもデイライトの発光を復活できるのが大きなポイントです。ここに至るまで試行錯誤の連続ではありましたが、お客様のご要望に応えるべく日々精進した結果、一定の復活方法が確立できたと考えております。今回はここまでの作業を3時間程度で完了でき、仕上がりのクオリティと仕上がりの速さをお客様に大きく評価いただいております。
まとめ
- 運転席側の内側・外側、助手席側の内側と、4つ中3つのデイライトがほとんど発光しない状態
- 原因はデイライト導光体の激しい焼損。焼損部を削り落としてクリアな導光面に再生
- 切削量が多い運転席側は、導光体と同じ素材の円柱を継ぎ足す「再生治療」でLEDとの距離を短縮
- ダメージのない外側デイライトにも今後の焼損に備えて予防処置を実施
- 左右のLEDモジュールをBMW純正新品に交換し、白く明るい発光に復活(作業時間は3時間程度)

BMW 5シリーズのプラグインハイブリッドモデル530eでも、デイライトの焼損は時間とともに進行します。左右のデイライトの明るさが違う、色味が茶色っぽくなってきたといった段階でご相談いただければ、導光体リペアとLEDモジュール交換で、ヘッドライトを交換せずに修理できる可能性があります。G30のデイライト修理はライコウにお任せください。
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