BMW 5シリーズ セダン(G30)523d デイライトLEDモジュール交換|4か所目のリペアと反対側の焼損予防まで施工|東京都

東京都からご来店いただいたBMW 5シリーズ セダン(G30)523dに、G30 デイライトのLEDモジュール交換とアクリル焼損リペアを行ないました。こちらの車両は昨年8月に運転席側内側、昨年9月に助手席側内側のデイライトをリペア修理させていただいた、複数回ご来店いただいているお客様です。それから約1年が経過し、今度は運転席側の外側デイライトが焼損してしまいました。

BMW 5シリーズ セダン(G30)523d
BMW 5シリーズ セダン(G30)523d
車種BMW 5シリーズ セダン(G30)523d
年式(初年度登録)2018年
来店エリア東京都

G30 運転席側外側のデイライトLEDモジュール交換とアクリル焼損リペア

焼損していたのは、運転席側ヘッドライトの外側デイライト

今回焼損していたのは、運転席側ヘッドライトの外側デイライトです。昨年のご入庫では左右とも内側のデイライトをリペア修理しており、そのときは外側にまだ症状が出ていませんでした。約1年を経て、残っていた外側の導光面に焼損が現れたかたちです。

デイライトが茶色く変色して暗くなったり、ほとんど点灯しなくなったりする原因は、デイライト発光用LEDの発熱によって導光用のアクリルが焼損・変色することにあります。透明度を失ったアクリルは光をうまく導かなくなるため、輝度低下や部分的な消灯につながります。焼損跡はLED素子の形状どおりに残ることが多く、当店で施工した他のG30の事例でも、導光アクリルにLEDチップの形をした茶色い焼き付きが確認されています。

焼損跡はLED素子の形状どおりに残る

施工はヘッドライトを車両から取り外し、内部の状態を目視で確認するところから始めます。焼損したアクリル部分を削り落としたあと、サンドペーパーの番手を段階的に細かくしながら研磨し、平らで光沢のある導光面へ仕上げます。

平らで光沢のある導光面へ仕上げ

そのうえで運転席側のデイライトLEDモジュールをBMW純正の新品へ交換し、ヘッドライトを車両に組み付けて点灯チェックを行ないました。この作業で運転席側外側のデイライトが復活し、消灯トラブルを回避できる状態になりました。

運転席側外側のデイライトが復活

なお、焼損の進行が深いほど削る量が増え、LEDと導光面の距離が広がって輝度が戻りにくくなります。ディーラーではヘッドライトASSY交換を案内されることの多い症状ですが、ライコウではASSYを交換せずリペアで対応しています。とはいえLEDの発熱という構造的な要因がある以上、同様の症状が再発する可能性はゼロではありません。早めに気づいて早めに手を入れることが、輝度を保つうえで重要です。

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助手席側ヘッドライトには焼損前の予防削り作業を実施

助手席側の外側デイライトにも予防措置

今回はあわせて、助手席側の外側デイライトにも予防措置を行ないました。まだ焼損していない導光面をあらかじめリペアしておく作業です。

まだ焼損していない導光面をあらかじめリペアしておく作業

昨年の施工では、焼損していた部分のみをリペアしていました。しかしG30系の5シリーズは、左右・内側・外側のいずれの導光面でも焼損するリスクがあります。実際にこちらの車両も、内側を直した約1年後に外側が焼損しています。そうした経験を踏まえ、今年6月ごろからは、まだ焼損していない導光面も事前にリペアして予防しておくご提案をさせていただいています。

予防措置をしておく利点は、1回の入庫ですべてのリペア修理を完結できることです。破損(あるいは焼損)していない箇所についてはLEDモジュールを交換する必要がありませんし、ヘッドライトの脱着も1回で済みます。G30のデイライトリペアはヘッドライトを車両から取り外して行なう作業ですので、脱着回数がそのまま工賃に効いてきます。焼損が起きるたびに1か所ずつ修理していくよりも、トータルで見れば修理コストを最小限に抑えることができます。

左右のヘッドライトの内側・外側、合わせて4か所すべての導光体のリペアが完了

今回の施工により、この車両は左右のヘッドライトの内側・外側、合わせて4か所すべての導光体のリペアが完了しました。デイライト(イカリング)の消灯トラブルを回避できる状態になっています。

まとめ

  • BMW 5シリーズ セダン(G30)523dの運転席側外側デイライトを、アクリル焼損リペアと純正新品LEDモジュール交換で修理
  • デイライトが茶色く暗くなる原因は、LEDの発熱による導光アクリルの焼損・変色
  • 助手席側の外側デイライトには、まだ焼損していない導光面を事前に仕上げる予防削りを実施
  • 昨年8月・9月の内側リペアと合わせ、左右・内側・外側の4か所すべての導光体リペアが完了
  • G30系5シリーズは左右・内側・外側すべてで焼損リスクがあるため、焼損していない箇所も事前に予防しておくことで1回の入庫にまとめられる
  • 焼損していない箇所はLEDモジュール交換が不要で、ヘッドライトの脱着も1回で済むため、トータルの修理コストを抑えられる

BMW 5シリーズのイカリングが茶色く暗くなってきた、片側だけ点灯しないといった症状は、放っておくと焼損が進んで削り量が増えてしまいます。まだ症状の出ていない側の予防削りまで含めてご提案できますので、523dをはじめとするG30系のデイライトでお困りの際はライコウへご相談ください。