ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーD デイライトリペア再施工|前回削っていない外側導光体の焼損を修正|京都府

京都府からご来店いただいた、ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーDのF54 デイライトリペア再施工の事例です。5月9日のご来店時に運転席側ヘッドライトのデイライト(導光体)の焼損部をリペアしましたが、その後同じ運転席側で再び発光の不具合が出たため、あらためてご来店いただきました。今回は前回削っていなかった外側の導光体を確認し、焼損部を削って修正しています。

ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーD
ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーD
車種ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーD
年式(初年度登録)2019年
来店エリア京都府

F54 デイライトリペアを再施工|運転席側 外側導光体の焼損を修正

前回のリペアでは処置していなかった外側の導光体アクリルが焼損

今回のミニ クラブマン(F54)LCI クーパーDは、5月9日のご来店時に運転席側ヘッドライトのデイライト(導光体)の焼損部をリペアさせていただいた車両です。その後、同じ運転席側で再び発光がおかしくなったとのことで、再度ご来店いただきました。点検したところ、前回のリペアでは処置していなかった外側の導光体アクリルが焼損しており、これが再発の原因でした。

なぜ同じ運転席側で症状が再発したのか

前回のリペアで削っていなかった外側のアクリルが後から焼損

ミニのリングライトの導光アクリルは、内側と外側の2ピースで構成されています。そのため内側だけ、外側だけといった片側単位で症状が出ることがあり、焼損している側だけを処置すると、残った側が後から焼けて同じ症状が出ることがあります。今回はまさにその状態で、前回のリペアで削っていなかった外側のアクリルが後から焼損していました。

デイライトの焼損は、導光体のアクリルにデイライト用LEDの熱が集中することで起こります。デイライトは日中も点灯し続けるため発熱量が大きく、年月を重ねるうちにLEDチップが当たっている部分のアクリルが焼けて変色していきます。透明度を失ったアクリルは光をうまく導けなくなるため、輝度の低下や部分的な不点灯、茶色い発光として症状が現れます。ロービーム・ハイビームは問題なく点灯するため見過ごされやすい症状ですが、フロントまわりの印象を大きく左右する部分です。

焼損した導光面を削り落として作り直す

焼けて変色した導光面を削り落として作り直すリペアで発光を取り戻す方法

この症状は、一般的にヘッドライトユニットごとの交換で案内されることが多い部分です。ライコウでは、焼けて変色した導光面を削り落として作り直すリペアで発光を取り戻す方法を採っています。まだ機能しているヘッドライトユニットを廃棄せずに済み、ユニット交換と比べて費用も抑えられます。

今回もヘッドライトを車両から取り外し、内部を目視で確認したうえで、外側の焼けて変色した導光面を大まかに削り落としました。そこからサンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えて研磨し、平らな面・滑らかな面・光沢のある面へと仕上げていきます。導光面がきれいな状態に戻ることでLEDの光が均一に通るようになり、発光が復活します。車両へ組み付けたあとは点灯チェックを行ない、発光の状態を確認しています。

導光面がきれいな状態に戻ることでLEDの光が均一に通るようになり、発光が復活

焼けの進行度合いによっては削る量が多くなり、LEDと導光面の距離が広がることで、修理後の輝度が新品時ほどには戻らない場合があります。デイライトの色味や明るさに違和感を覚えた段階、つまりアクリルのダメージが浅いうちにご相談いただくほど、きれいな発光へ戻せる可能性が高くなります。

反対側の予防リペアもご案内しています

今回はあわせて、まだ症状の出ていない助手席側のヘッドライトについても、症状が出る前の予防リペアをご案内しました。予防リペアは、焼損していない導光面をあらかじめ削ってLEDと導光面の隙間をあけ、熱の影響を受けにくくしておく作業です。LEDの発熱という構造的な要因がある以上、左右・内側・外側のどの導光面でも焼損する可能性があります。

今回のような再発を減らすため、ライコウでは6月から、焼損していない場合でも予防処置を行なう方針としています。修理のご依頼をいただいた際に焼損している部分だけを直すのではなく、まだ焼けていない導光面にも同時に予防処置を行なっておくことで、後日あらためて反対側だけを修理するために入庫していただく手間も省けます。

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まとめ

  • 5月9日に運転席側の内側導光体をリペアした車両で、前回削っていなかった外側のアクリルが焼損し、同じ症状が再発しました
  • ミニ クラブマンのリングライトの導光アクリルは内側・外側の2ピース構成のため、片側だけの処置では残った側が後から焼けることがあります
  • 今回は外側の焼損部を削り落とし、サンドペーパーの番手を段階的に上げて研磨。組み付け後に点灯チェックを行ないました
  • 助手席側のヘッドライトは症状が出る前の予防リペアをご案内。ライコウでは6月から、焼損していない導光面にも予防処置を行なっています

ミニ クラブマン(F54)のヘッドライトで、導光体の焼損によるデイライトの色味や明るさの変化が気になる方は、ライコウ彦根店・横浜店までお気軽にご相談ください。症状が浅いうちにご相談いただくほど、きれいな発光へ戻せる可能性が高くなります。