
千葉県からご来店いただきました。BMW X1(F48)18dのお客様で、片方のヘッドライトのデイライトがほぼ切れている状態とのご相談です。来年2月に車検を控えており、車検が通る程度に修理したいとのご希望でした。走行距離は約15万kmで、走行距離によるリスクは事前にお伝えし、ご了承いただいたうえで作業を進めています。今回はF48 デイライト修理の内容をご紹介します。


| 車種 | BMW X1(F48)LCI 18d |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2020年 |
| 来店エリア | 千葉県 |
F48 デイライト修理|運転席側のリペア・LEDモジュール交換と助手席側の予防処置

ご来店時に点灯状態を確認すると、運転席側のデイライトがほとんど光っていない状態でした。

デイライトはLEDの光を導光体に通して発光させる構造ですが、その導光体がLEDの発熱によって茶色く焦げてしまい、焼損した部分に光が遮られてほとんど発光できなくなっていたことが原因です。
この症状は一般的にヘッドライトごとの交換で案内されることが多いのですが、ライコウでは焼損した部分を削り落とすリペア修理で対応しています。なお、F48の運転席側のデイライトは、ヘッドライトを車両から取り外して作業する必要があります。
運転席側 外側デイライトのリペア修理と再生治療

ヘッドライトを取り外して内部を確認すると、外側デイライトの導光体は激しく焼損していました。

茶色い焼損部分や白濁した部分を削り落としていくと、結構な切削量になってしまいました。削り落とす量が増えるほどLEDと導光面の距離が離れるため、このままではデイライトの発光輝度は確実に暗くなってしまいます。

そこで今回は再生治療を行ないました。再生治療とは、導光体と同じ素材の円柱を導光面に接着して、LEDと導光面の距離を縮める方法です。削り落としたことで広がった距離を縮め直し、輝度の低下を抑えることを狙っています。
運転席側 内側デイライトのリペア修理

内側のデイライトも焼損していましたので、同じく焼損部分を削り落とすリペア修理を行ないました。

こちらは再生治療は行なわず、リペア修理のみで完了しています。
外側・内側のLEDモジュールをBMW純正新品に交換


外側・内側ともLEDモジュールにダメージがありましたので、どちらもBMW純正新品に交換しました。導光面をリペアしても、光源であるLEDモジュール側にダメージが残っていると本来の明るさや発光色には戻らないため、リペア修理とLEDモジュール交換はセットで行なっています。

その結果、ほとんど発光していなかったデイライトは、明るく白く発光するように復活しました。
助手席側デイライトの予防処置


助手席側のデイライトにも予防処置をさせていただきました。助手席側は以前に焼損した経緯があり、その際に純正新品のヘッドライトへ交換されていたとのことです。しかし、新品に交換されたヘッドライトであっても、いずれ焼損してデイライトが茶色く暗くなってしまう可能性があります。そのため「こちらもやってほしい」とのご依頼をいただき、症状が出る前の段階で処置を行ないました。

焼損が進むほど削り落とす量が増え、修理後の輝度に影響します。デイライトが茶色い、暗いと感じた段階で早めにご相談いただくことをおすすめします。
まとめ
- 運転席側のデイライトがほとんど発光しない原因は、LEDの発熱による導光体の焼損でした
- 外側は切削量が多くなったため、同じ素材の円柱を導光面に接着する再生治療を行ないました
- 内側はリペア修理のみで完了し、外側・内側ともLEDモジュールをBMW純正新品に交換しました
- 新品ヘッドライトへ交換済みだった助手席側にも、予防処置を行ないました

BMW X1 18dでデイライトが切れかけている、茶色く暗く光っているといった症状は、導光面のリペア修理とLEDモジュール交換で改善できる場合があります。車検を控えて気になっている方も、まずは現車の状態を確認させてください。BMW X1(F48)のデイライト修理はライコウにお任せください。
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