BMW 5シリーズ ツーリング(G31)540i デイライト修理|点灯は正常でも導光体が焼損・予防処置で発見しリペア|千葉県

千葉県からご来店いただいたBMW 5シリーズ ツーリング(G31)540iに、G31 デイライト修理を行ないました。ご来店時のデイライトは白く発光しており、輝度にも問題は見られない状態でしたが、お客様のご要望で予防処置を行なうためにヘッドライトを取り外したところ、1箇所だけ導光体が焼損している部分が見つかりました。焼損部のリペアとLEDモジュール交換までを施工した事例をご紹介します。

BMW 5シリーズ ツーリング(G31)540i
BMW 5シリーズ ツーリング(G31)540i
車種BMW 5シリーズ ツーリング(G31)540i
年式(初年度登録)2017年
来店エリア千葉県

G31 デイライト修理として運転席側の焼損部リペアとLEDモジュール交換を施工

運転席側の焼損部リペアとLEDモジュール交換

今回ご入庫いただいたのは、走行距離93,000kmのBMW 5シリーズ ツーリング(G31)540iです。千葉県から初めてのご来店で、運転席側デイライトの焼損についてお問い合わせをいただきました。助手席側のヘッドライトは8〜9ヶ月前に新品へ交換済みです。

発光は問題なし、それでも予防処置をご希望いただきました

発光は特に問題が見られない状態

運転席側のヘッドライトのデイライトを確認してみますと、発光は特に問題が見られない状態でした。白く光っており、輝度の低下も感じられません。この状態であればリペアする必要はないと一度は判断したのですが、お客様から「予防処置をしてほしい」とのご要望をいただき、ヘッドライトを取り外して作業に入ることになりました。

G30/G31系のデイライトは、LEDの発熱によって導光体のアクリルが焼損し、茶色く変色して光を正しく導けなくなる症状が多く発生します。この発光不良は車両側が異常として検知できず、診断機に記録が残らないことがあるため、実際の状態はヘッドライトを外して目視で確認する必要があります。

取り外してみると1箇所だけ焼損が見つかりました

1箇所だけ導光体が焼損している部分が発見

ヘッドライトを車両から取り外して内部を確認したところ、なんと1箇所だけ導光体が焼損している部分が発見されました。点灯している状態では気づけないレベルでしたが、わずかでも焼損しているということは、そこを起点に進行していく可能性があります。そのため、予定していた予防処置に加えて、焼損した部分を削り落とすリペア修理を行ないました。

リペアは、変色した導光面を削り落としたうえで、サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に上げながら研磨し、光沢のあるクリアな導光面へ仕上げていきます。焼損が進行しているほど削り落とす量が増えて輝度にも影響しますので、早い段階で見つけられたことは大きなメリットです。

ダメージのない外側の導光体には予防処置を実施

焼損した部分を削り落とすリペア修理

外側のデイライトの導光体にはダメージがありませんでしたが、今後損傷する恐れがありますので予防処置をさせていただきました。予防処置とは、ダメージのない導光面もあえて削り落として磨き、LEDと導光面の間に隙間を設ける作業です。熱の影響を受けにくくすることで、将来の焼損トラブルを回避する狙いがあります。焼損してから修理する場合と違って削り落とす量を最小限に抑えられるため、明るさを保ちやすいという利点もあります。

G31の運転席側はLEDモジュールの交換にバンパーの脱着を伴う作業になります。ヘッドライトの脱着回数がそのまま工賃に効いてきますので、焼損が起きるたびに1箇所ずつ直すよりも、1回の入庫でまとめて予防処置まで済ませたほうがトータルの修理コストを抑えられます。ライコウで焼損していない導光面にも先回りした処置をご提案しているのは、このためです。

LEDモジュールはBMW純正新品へ交換して点灯チェック

今までと同様に白く発光することを確認

分解して確認するとLEDモジュールにもわずかにダメージが見られましたので、BMW純正新品へ交換させていただきました。導光体を焼損させるほどの熱はLEDモジュール側の素子にも及びます。素子が傷んでいると発光色の異常や輝度の低下が残り、導光面のリペアだけでは本来の発光に戻りきらないことがあるため、状態を見たうえで交換を判断しています。

ヘッドライトを車両に取り付けて点灯チェックを行なったところ、今までと同様に白く発光することを確認できました。ご来店時は発光も輝度も問題ありませんでしたが、内部ではわずかに焦損が始まっていた、というのが今回の施工で分かったことです。

左右の色温度差と、リペアという選択肢について

ヘッドライトの経年劣化によって運転席側は若干色温度が低下

助手席側のデイライトの発光色と比べますと、運転席側は若干色温度が低下しています。これはヘッドライトの経年劣化によって、導光体が紫外線の影響で黄ばみを生じているためです。この症状はリペアで解決できるものではなく、左右のヘッドライトの色温度を揃えようとすると、運転席側のヘッドライトを純正新品へ交換する必要があります。

なお、助手席側は今年に入って新品に交換されていますが、お客様はライコウのようなところでリペア修理ができることをご存知なく、約60万円をお支払いされて新品交換をされたそうです。この症状はディーラーや一般の修理工場ではヘッドライトASSYの交換で案内されることが多いのですが、導光体のリペアとLEDモジュール交換で対応できれば、現実的なコストに抑えられます。デイライトの発光に違和感を感じられた際は、お早めにご相談ください。

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まとめ

  • ご来店時は白く発光し輝度にも問題がなかったが、ヘッドライトを外すと1箇所だけ導光体が焼損していた
  • 焼損した部分を削り落とし、番手を上げながら研磨してクリアな導光面へ再生
  • ダメージのない外側の導光体には、LEDとの間に隙間を設ける予防処置を実施
  • わずかにダメージのあったLEDモジュールはBMW純正新品へ交換し、点灯チェックで白い発光を確認
  • 経年の黄ばみによる左右の色温度差はリペアでは解消できず、揃えるにはヘッドライトの純正新品交換が必要

BMW 5シリーズ ツーリング 540iのデイライトの焼損は、点灯しているうちは気づきにくい症状です。ライコウでは導光体のリペアとLEDモジュール交換で対応しておりますので、発光の色や明るさに変化を感じられましたら、お早めにご相談ください。